『歌姫』 という言葉があります。
そこから私たちが想像するものは、
素晴らしい歌声…きらびやかな衣装…華やかな容姿…圧倒的な存在感…
私たちが引き込まれて止まないその堂々たる姿ではないでしょうか。
特に、ソリストの場合は、独壇場のステージ。
間違いなく主役である歌い手がまとう衣装としてのドレスは、どのようなものがふさわしいでしょうか?
【歌い手のドレス選びのポイント】
・何よりもまず、派手で華やか・ステージ映えするデザイン、カラーのものを選ぶ
★ドレスに合わせて、さらに華やかさをアップさせる大ぶりなアクセサリーや光る小物選びも大切
・呼吸がしやすく、歌いやすいデザイン、サイズ感のものを選ぶ
楽器を持たない歌い手は、身ひとつでステージ上で何よりも目立つ必要があるため、デザインやカラーなどが派手なドレスを選ぶことが重要です。
特に大きな会場では、スレンダーなドレスだと貧相に見えてしまいがちなため、ボリュームのあるデザインを選ぶか、パニエを使ってスカート部分にボリュームを出し、全体像を大きく見せる工夫をするとよいですね。
印象的なワインレッドカラーで胸元のデザインが華やかなこちらのドレスは、主役にぴったりです。
曲のイメージに合ったカラーのドレスを選ぶことも大切ですが、パステルカラーはライトの下では白っぽくぼやけた感じに見えてしまうこともあるので、ドレスのカラーはよく考慮して選びましょう。
ウエストのビジューが特徴的なオリーヴイエローのドレス。光沢感もあるので、ライトの下できらきらしますね。
大ぶりなネックレスなどの光る小物も有効に使って、きらびやかさ、豪華さをアップさせ、更に一層の存在感を出しましょう。
もしも共演者がいる場合は、お客様の目を楽しませるためにドレスカラーが重ならないようにするのか、逆に統一感のあるカラーで揃えるのか、事前に調整するのがよいと思います。
また、歌う際に呼吸がしやすいドレスを選ぶことも重要です。編み上げタイプのドレスであれば調整しやすいので、事前に着心地を確かめ、しっかりとサイズを合わせておきましょう。
フォーマルに決めよう!ドレスの王道ロング・オレンジ 13/379
こちらのドレスは、背中の編み上げの紐で調整が可能です。ウエスト位置が高めなデザインなので、ステージ上で美しい立ち姿となります。
歌い手の中でも、特にジャズシンガーにおいては、
・セクシーさを演出できるもの
もドレス選びのポイントになるのではないでしょうか。
前部分が短いこちらのドレスは、脚元がちらりと見えて、セクシーな装いができますね。
ジャズシンガーは、メイクも派手めでちょうどよいかもしれません。妖艶な雰囲気を醸し出し、ジャズの世界にお客様を引き込めるとよいですね。
コラム:konoha